わたしの腸は玉ねぎが苦手

私は学生の頃から、お腹のガス溜まりや腹鳴りに悩んできました。

お腹が空いている時より、食後の方が鳴るお腹。

その鳴り方も日によって違い、全く鳴らない時もあればずっと鳴っている日もある。

私の腸は普通じゃない。

長い間ずっと悩んできました。

そこで私は、お腹が張るときや鳴る時に食べていたものを書き出してみたんです。

そこで見えてきたのは、私の腸が一番苦手と思われる食材が『玉ねぎ』。

なぜ私の腸はこんなにも玉ねぎが苦手なのだろう・・・。

そこで玉ねぎについて少し調べてみたんです。

目次

玉ねぎの成分とその効果

玉ねぎを食べると血液がサラサラになる。

皆さんはそんなイメージありませんか?

これは、玉ねぎに含まれる「アリシン」と「ケルセチン」という2つの成分の働きが関係しています。

アリシン

玉ねぎを切ったときに、目が痛くなって涙が出た経験はありませんか?
あのツーンとした成分こそがアリシンです。
怪我をしたときに血を止めてくれる血小板という細胞が血管の中で必要以上に集まって固まると、血栓という血の塊になってしまいます。
アリシンは、この血小板が固まるのを防いでくれる働きがあるため、血液のめぐりが良くなります。

ケルセチン

玉ねぎの皮や身に多く含まれるポリフェノールの一種です。
体の中のサビつき(酸化)を防ぐ抗酸化作用をもっており、血管の壁に悪玉コレステロールなどの汚れが溜まるのを防ぎ、血管のトンネルを広げて通りやすくしてくれるため、血液のめぐりが良くなります。

「アリシン」も「ケルセチン」も身体に嬉しい成分ですよね。

ではなぜ私の腸には合わなかったのだろう。

それは、玉ねぎに含まれる「フラクトオリゴ糖」が関係しています。

フラクトオリゴ糖

フラクトオリゴ糖は玉ねぎ・にんにく・ごぼう・アスパラガス・バナナなどに含まれています。

フラクトオリゴ糖は砂糖に近い自然な甘みを持ちながら体内で吸収されにくい性質があります。

そしてビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、腸内環境を整えます。

ですが、私のように過敏性腸症候群(IBS)の方にとっては腸内環境が良くなるどころか、症状を悪化させてしまうことがあります。




過敏性腸症候群の人は、腸が正常な人に比べて「膨らみ」や「動き」を敏感に感じ取りやすい性質を持っています。

フラクトオリゴ糖は小腸で消化・吸収されにくく、大腸まで届き腸内細菌によって発酵します。

その発酵によって発生するガスにより、過敏性腸症候群の方は次のような症状が起きやすくなります。

・お腹がパンパンに張る
・お腹がゴロゴロする
・腹痛
・下痢
・便秘 

決して玉ねぎが腸に悪いというわけではありません。

過敏性腸症候群の方は、玉ねぎに含まれる成分を処理するときに発生するガスや腸の動きを、敏感に感じやすい性質なのです。

そのため、同じガスの量でも「苦しい」「パンパン」「痛い」という症状が起こりやすくなります。

なので、玉ねぎを食べるとなんだかお腹が張ってしまう・・・。

そんなお悩みを抱えている方は、自分の腸が受け入れられる量を見つけてみてください。

食べれる量を見つけよう

生の玉ねぎを食べると張りやすいのか


生の玉ねぎをサラダなどでたくさん食べてしまうと、発酵されやすい成分を一度に多く摂ることになり、ガスや張りに繋がりやすくなります。

また辛み成分が刺激になり、食べた後にお腹がゴロゴロしてしまったり、胃痛の原因にもなります。

生玉ねぎを食べた後にお腹が張ってしまうという方は、生はなるべく避ける・量を減らすことも対策のひとつです。

加熱した玉ねぎでもお腹が張るのか


生の玉ねぎでお腹が張りやすい方は、加熱した玉ねぎでも同じように張りやすいのか様子を見てください。

少量なら大丈夫だけれど、たくさん食べると張る。という方もいます。

症状が落ち着いてから、少量ずつ試してみてください。

生でも加熱した玉ねぎでもお腹が張ってしまう


生玉ねぎを食べても、加熱玉ねぎを食べてもお腹の調子がおかしくなる。量を減らしてもダメだ。


そんな方は玉ねぎを一旦避けてみてください。

そのうえで、症状が落ち着くのかどうか様子を見てください。

発酵されやすい食品と一緒に食べると、原因が玉ねぎなのか別の食材なのかがわかりにくくなります

発酵されやすい食品と一緒に摂らずに試してみるとよりわかりやすいです。

玉ねぎは温性食材

過敏性腸症候群の方など、合わない方もいる玉ねぎですが、薬膳では身体を温める方向に向く食材とされ、冷えや食欲不振の改善に適している食材です。

生のときは辛みが強く、火を通すと甘くなるのが特徴で、辛みは発散・巡らせる働きがあります。

高血圧や動脈硬化を予防する効果もありますので、生活習慣病の予防にも効果的です。

なので、胃腸に特に不調がない方にとっては、積極的に取り入れたい食材のひとつです。




ちなみに私の腸は、玉ねぎ少量でもお腹が張ってしまい腹痛が起こることがわかりました。

なので今は一旦除去しています。

皆さんも、自分の腸が苦手な食材がありましたら、受け入れられる量を探してみてください。

少しお腹が楽になりますよ。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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